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Q5 県内の廃棄物の最終処分の状況は、どのようになっているのですか。

 私たちの家庭やオフィス、飲食店などの事業所から出る一般廃棄物の量は、平成15年度で約35万トンであり、このうち、分別したペットボトルや空き缶、紙類などの約6万トンは、リサイクルとして再資源化されていますが、大部分のごみは県内10ヶ所の焼却施設で焼却処理されています。そして、その焼却灰のうち、約3万トンが県外へ運ばれて最終処分されています。
 また、企業の生産活動に伴って生じる産業廃棄物の排出量は、平成15年度で約171万トンと推定されています。
 産業廃棄物の内容は、砂利の洗浄や、工場排水の中和、下水処理などに伴う汚泥が圧倒的に多く約100万トン、次いで建設現場から出るがれき類が約50万トン、金属くずが約5万トン、廃プラスチック類が約3万トンなどとなっています。
 これらの産業廃棄物は、排出事業者自らあるいは専門の処理業者により、再生利用できるものは極力資源として再利用し、これ以外のものについては、乾燥、破砕、焼却などの中間処理を行い減量化した上で、約22万トンが最終処分されています。このうち、砂利洗浄汚泥を除く5万トンのほとんどが、県外で埋立処分されています。

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