文字の大きさ

Q12 処分場の直下に活断層があると聞きましたが、地震などの心配はないのですか。

 処分場の地質については、平成7年度に行った環境影響調査や基本設計の中で、既存の文献による調査、周辺の地表踏査による調査、ボーリング調査、電気探査、地下水位観測などを行い、その結果、活断層もなく良好な地盤であることを確認しています。
 処分場建設差止の裁判の中で、処分場の付近に落差が500mもある大規模な活断層が存在している可能性が大きいという学者の意見書が提出されましたが、あらためて現地調査を行っても、活断層の存在の可能性を示すような事実は、まったくありませんでした。
 仮に、学者が指摘するような大規模な活断層が存在する場合には、処分場周辺の地表面の地形にも特有の痕跡が残っているはずですが、こうした事実は一切ありません。
 なお、活断層は、地震の原因となるものですが、山梨県環境整備センターの各施設は、耐震設計により十分な安全性を見込んで設計を行っています。
 また、山梨県では、東海地震や南関東直下プレート境界地震などによる被害が想定されていますが、山梨県環境整備センターが位置する場所は、山梨県の中でもこれらの地震による震度の想定が比較的低い地域です。

ページの
先頭に戻る